「アメリカン・アイドル」のCKX、投資会社への身売り交渉を確認

米国で人気を集めているアイドル オーディション番組「アメリカン・アイドル」の版権を所有する娯楽制 作会社CKXは、同社の身売りに向け交渉中であることを確認した。C KXのロバート・シラーマン最高経営責任者(CEO)は今月、同社の 株価に対し「非常に不満」との見方を示していた。

JPモルガン・チェースのプライベートエクイティ(未公開株、 PE)投資会社ワン・エクイティ・パートナーズがCKXを買収する ことで合意に近づいていると、事情に詳しい関係者が26日に明らか にしていた。CKXは29日の声明で、買収が実際に行われるという 確証はないし、憶測されているような価格と条件で成立する保証もな いとの見解を示した。

買収報道を受けCKX株は約6ドルまで上昇し、時価総額は約5 億5800万ドルとなっている。2月には約1年ぶりの低水準である

3.94ドルに下落していた。米証券取引委員会(SEC)への届け出 によると、シラーマンCEOは自身の保有するCKX株を担保に個人 的に借り入れを受けており、株価が下落すればデフォルト(債務不履 行)に陥る可能性がある。

シラーマンCEOは16日の決算発表での電話会議で、「自分の 生活と家計を管理することは私にとって重要だ」と述べていた。2月 12日の届け出によると、同CEOはCKX株約1560万ドルを担保に ドイツ銀行から5000万ドルを借り入れており、2011年8月までに株 価の終値が3ドル割れになるか、または4月26日以降に4ドル割れに なると、デフォルトに陥る可能性がある。

同CEOは「株価評価に不満を持っており、これ以上どれだけ待て るかわからない」と述べ、4月26日は「非常に重要な日だ」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE