米英当局の証券購入終了、社債市場への影響は最小限-ゴールドマン

米英当局が住宅市場や債券市場を 支援するために講じた前例のない規模の措置を終了しても社債スプレ ッドにはほとんど影響しないと、ゴールドマン・サックス・グループ の信用ストラテジストらみている。

ストラテジストらは米連邦準備制度理事会(FRB)による住宅 ローン担保証券(MBS)などの証券購入について、発表直後は社債 の米国債に対する利回り上乗せ幅を20ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)縮小させたものの、その後の効果は比較的小さかったと 指摘。イングランド銀行(英中央銀行)による2000億ポンド(約28 兆円)規模の資産購入プログラムの発表はスプレッドの「緩やかな縮 小」をもたらしたが、購入開始後は意味のある効果は見当たらなかっ たとの見方を示した。

ゴールドマンのチャールズ・ヒメルバーグ氏らは26日付の投資家 向けリポートで経済データや金融政策などの要因も反映させた今回の 分析について、「FRBと英中銀による資産売却だけが社債市場を軟化 させるだろうことが示された」とし、社債市場にとって「購入終了自 体はリスクではない」と指摘した。

FRBは3月末にMBSの購入を終了する予定だが、これらの証 券の売却開始に関しては何の計画も発表していない。

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