1月の米住宅価格指数、前月比で8カ月ぶり低下か-BN調査

全米20都市を対象にした1月 のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住 宅価格指数は8カ月ぶりに悪化したもようだ。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、1月の住宅価 格指数は季節調整後の前月比で0.3%低下(18社の予想中央値)が 見込まれる。また同日は、米民間調査機関コンファレンス・ボード が3月の米消費者信頼感指数を発表。同指数は2月に前月比で

10.5ポイント低下。3月は上昇が見込まれるものの、戻しは前月 の落ち込みの半分以下にとどまるもようだ。

住宅価格の下落は、差し押さえ件数増加の危険性を示唆してい る。不動産問題が再燃すれば、今回のリセッション(景気後退)に おける840万人分の雇用喪失と相まって、センチメントに動揺を与 え、回復し始めた家計の支出に水を差す恐れがある。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコノミス ト、ザック・パンドル氏(ニューヨーク在勤)は「経済にとって最 悪なのは住宅価格の一段の下落で、そうなれば消費者信頼感の回復 が損なわれるのは確実だ」とし、「雇用市場がほんのわずかしか回 復してきていないことも消費者信頼感を抑制している」と述べた。

S&P/ケース・シラー住宅価格指数は午前9時(ニューヨー ク時間、以下同じ)に発表される。ブルームバーグ調査で季節調整 後の前年比は0.6%低下(25社の予想中央値)。昨年12月は同

3.1%低下だった。

コンファレンス・ボードが午前10時に発表する3月の消費者 信頼感指数は51(73社の中央値)と、2月の46から上昇が見込 まれる。ブルームバーグ調査の予想レンジは46.6-59。同指数の 平均は2009年が45、07年12月までの景気拡大期は97だった。

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