塩野義株が続落、新薬販売費用増など警戒-野村証は「中立」に格下げ

国内中堅製薬メーカーの塩野義製 薬の株価が続落。前日比2.1%安の1787円と、2月19日に付けた年初 来安値1777円まであと10円(0.6%)に迫った。野村証券は29日、新 薬の発売関連費用などが当初の想定を上回る見通しになったとして、投 資判断を「1(買い)」から「2(中立)」に引き下げている。

同証券の漆原良一シニアアナリストは、塩野義薬の2011年3月期 の連結営業利益が620億円にとどまると試算、前回予想の795億円から 175億円引き下げた。インフルエンザ治療薬「ラピアクタ」の年間売上 高予想を従来の50億円から25億円に減額したほか、抗うつ剤「サイン バルタ」の発売関連費用で30億円、米国での早漏治療薬「PSD502」 などの販売準備に伴う販促費用など100億円の負担増を予想した。

同証券による塩野義薬の今期(10年3月期)の連結営業利益予想 は580億円。会社計画の600億円を若干下回ると見込んでいる。

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