ユーロは過小評価の水準のまま推移も、ギリシャ懸念で-バークレイズ

ユーロはスイス・フランに対して 過小評価されており、ギリシャが財政赤字のファイナンスに苦慮して いるとの懸念が引き続きユーロ相場の重しになるとの見通しをバーク レイズが示した。

バークレイズ銀行FXストラテジストの逆井雄紀氏は29日に電 子メールで送付したリポートで、欧州連合(EU)首脳が先週、ギリ シャ支援計画で合意した後も、フランの対ユーロ相場は、バークレイ ズの公正価値モデルに基づく水準を上回っていると指摘した。

逆井氏は、ギリシャ関連のリスクプレミアムは救済計画合意とと もに低下し始めたが、ギリシャ債は4月と5月に大量償還が予定され ていると指摘。国際通貨基金(IMF)との連携に関する詳細な条件 はまだ最終的に決まっていないが、ギリシャ政府の資金調達計画が失 敗すれば、リスクプレミアムの上昇につながり、ユーロを下押しする 可能性があると分析した。

ユーロは年初来でドルに対して5.8%、フランに対して3.5%そ れぞれ下落している。

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