ニトリ株が小反発、店舗網拡充で今期も最高益更新へ-上振れ期待も

家具・インテリアチェーンのニト リの株価が一時、前日比1.1%高の7180円と小反発。店舗数の増加や ベトナム工場の稼働率向上などで今期(2011年2月期)も過去最高益 を更新する見通しを公表した。さらなる上乗せを見込む向きもあり、買 いが入った。

ニトリが29日の取引終了後に公表した今期業績予想によると、本 業のもうけを示す連結営業利益は前期比6.1%増の493億円と過去最高 を更新する予定。既存店売上高を同横ばいと計画、48店の出店と12店 の閉店を行う。粗利益率は52.7%と見込んだ。

UBS証券の守屋のぞみアナリストは29日付の投資家向けリポー トで、会社側の業績計画について「ベトナム工場の稼働上昇などの原価 低減策の進ちょくも踏まえると、保守性が強い」と指摘し、営業益が 525億円になると予想した。ただ目標株価については、足元の円安傾向 を受けて9600円から9300円に引き下げた。

一方、同社常務取締役の児玉直樹氏は29日夕の東京証券取引所内 での記者会見で、「前期は円高の恩恵を受けたが、今期はどちらかとい うと円安傾向。営業利益目標は保守的に組んだ訳ではない」と述べた。 今期の米ドルの決済レートは前期比1.4円安の94円と想定している。

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