カーライルなど投資会社4社、新ファンド原則で投資家らと30日協議

米投資会社のカーライル・グルー プとTPG、アベニュー・キャピタル、コールバーグ・クラビス・ロ バーツ(KKR)の幹部らは、買収ファンドにおける投資家の権利拡 大と手数料の引き下げに関して、一部の大手投資家らと30日に協議を 行う。ニューヨークで開催されるこの会合について説明を受けた関係 者3人が明らかにした。

協議が非公式であることを理由に同関係者らが匿名で語ったとこ ろによれば、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)のジ ョゼフ・ディア最高投資責任者(CIO)がインスティテューショナ ル・リミテッドパートナーズ・アソシエーション(ILPA)が主催 する同会合の進行役を務める。ILPAが公表した「プライベートエ クイティ(PE、未公開株)原則」と規制環境に関する意見聴取が会 合の議題。ILPAは昨年9月に公表した同原則で、投資家が投資会 社と交渉する際に利益分配で合意する必要があると訴えた。

PE投資会社ポール・キャピタル・パートナーズ(ニューヨーク) のゼネラルパートナー、デービッド・デウィーズ氏は「投資家が提起 した問題は、ファンドの規模拡大を理由に投資会社が徴収する手数料 の絶対額に関係する。現実問題として投資会社は相変わらずインフラ を拡充せず、追加的な価値も提供していない」と指摘した。

これまで顧客は買収ファンドが設定した条件や価格を受け入れて いたが、ILPAの原則は両者の関係を変化させることに焦点を当て ている。原則が作成されて以降、幾つかの大手買収ファンドはリミテ ッドパートナー投資家の不満を和らげるために譲歩した。ILPAは 1兆ドル(約92兆円)のPE資産を保有する215の機関投資家会員組 織を抱えている。

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