短期市場:翌日物は弱含み、財政払いで余資膨らむ-レポも低位安定

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.1%を下回る水準に弱含んでいる。この日は政府から民間金 融機関への財政諸払い日に当たり、資金の余剰感が出ている。足元の レポ(現金担保付債券貸借)金利も0.10-0.11%で低位安定してい る。

短資会社によると、朝方に一部証券会社が0.12%で調達したも のの大手銀行の調達水準は前日の0.10%に比べて0.08%まで低下。 その他の大手行や信託は0.09%で資金を確保している。前日の加重 平均金利は0.103%だった。

この日の財政要因は2兆7000億円程度の資金余剰。期末は政 府から民間に支払われる資金が多く、あす31日の当座預金残高は 20兆円を大幅に上回ることが予想されている。

もっとも、銀行全体でみた準備預金の積みの進ちょく率かい離 幅はプラス11%台と大幅に進んでいる。あすも余剰日が続くため、 調達需要は徐々に減退するとの見方が多い。

レポは0.105-0.11%付近で推移。資金需要が最も高まる期 末・期初物(31日-4月1日)も低位安定しており、資金の取り手 となる証券会社には期末越えの資金手当てにめどを付けた向きが多い もようだ。前日は午後の共通担保オペが見送られたが、取引は落ち着 いていた。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペ6000億円(4月1日 -8日)を通知した。日銀は4月1日以降の当座預金残高を急速に縮 小する可能性があり、1日以降に受け渡しされる資金の調達需要が高 まるとの見方も出ている。

この日の当座預金は1兆5000億円増の17兆5000億円程度、 準備預金(除くゆうちょ銀)は7000億円増の11兆9000億円程度 になる。

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