米国:3月の自動車販売、昨夏の政府奨励策以来の高水準か

更新日時

米国の3月の自動車販売台数は、 米政府の自動車買い替え奨励策が実施された2009年8月以来の高水 準となる可能性がある。トヨタ自動車が世界各地でのリコール(無料 の回収・修理)への対応として新たな販売奨励策を始め、他社が追随 したことが背景。

ブルームバーグがまとめたアナリスト8人の予想平均によると、 業界全体の3月の販売台数は年率1200万台に増加する。トヨタは30 日、自社の販売台数が最大35%増となったもようだとの見方を明らか にした。

IHSグローバル・インサイトの米自動車市場調査ディレクター、 レベッカ・リンドランド氏は、販売奨励策が活発化している現状につ いて「信じ難い」と指摘。また、「こうした販売促進活動は、今年想定 している回復を達成するためには必要なことだ」と述べた。

メーカー別では、アナリスト6人の予想平均で米ゼネラル・モー ターズ(GM)が前年同月比25%増、フォード・モーターが39%増の 見通し。クライスラー・グループは3.4%減が見込まれている。

また米自動車調査会社エドムンズ・ドット・コムによれば、ホン ダが17%、日産自動車が43%、韓国のヒュンダイモーターカンパニー (現代自動車)が35%それぞれ増えたと予想されている。

トヨタは3月2日に販売奨励策を開始。エドムンズは、業界平均 の販売奨励金が2717ドル(約25万円)と、1月から14%増加したと している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE