ブラジル株:ボベスパ指数が大幅上昇、欧州の景況感改善で商品相場高

29日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が5週間ぶりの大幅上昇となった。ユーロ圏景況感 の大幅改善で世界の景気回復が力強さを増している兆候が示され、商品 相場が上昇したことが背景。

2009年10-12月期の決算がアナリストの事前予想を上回ったサ ンパウロ州基礎衛生公社は4%余り上昇。港湾運営のLLXロジスチカ は5.8%高で指数の上げをけん引した。中国の武漢鋼鉄との契約が成立 する見通しとの報道が支援材料となった。大手鉄鋼メーカーのジェルダ ウとウジミナスは鉄鋼株の上げを主導。3月のユーロ圏景況感がほぼ2 年ぶりの高水準となったことが好感された。

プリンシピア・キャピタル・マネジメント(サンパウロ)の運用 担当者マルセロ・パイシャン氏(サンパウロ在勤)は、「欧州で一部懸 念が和らぎつつある一方、国内にはよりリスクの高い新興市場への投資 を促進する大きな流動性がある」と指摘。中国の成長見通しから「鉱山 株や製鉄株のパフォーマンスが非常によい」と語った。

ボベスパ指数は前週末比1.8%高の69939.12と、2月17日以来 最大の上昇。BM&Fボベスパ小型株指数は同0.2%高。通貨レアルは

1.4%高の1ドル=1.7945レアルと、1カ月ぶり安値から上昇。ギリ シャが財政赤字補てんの国債を発行するとの観測から、新興市場の高利 回り資産に買いが集まった。

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