米フォード債保証料、約3年ぶり低水準-ボルボ売却合意で

29日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米自動車メーカー、フォード・モータ ーの社債保証コストがほぼ3年ぶり低水準となった。同社は傘下のボ ルボ部門を中国の浙江吉利控股集団に18億ドル(約1660億円)で 売却することで合意した。

CMAデータビジョンによると、フォード債のCDSスプレッド は23ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の515bpと、 2007年6月以降で最も低い水準。フォードの金融部門、フォード・ モーター・クレジットのCDSスプレッドは9bp下げて333bp。 北米企業の信用リスクの指標はこの1週間余りで最低となった。スプ レッド低下は通常、投資家心理の改善を示す。

債券調査会社ギミー・クレジットの債券アナリスト、シェリー・ ロンバード氏は29日付の顧客向けリポートで、「若干の流動性獲得も プラスだが、ボルボ売却で最も良かったことは同部門の管理時間とマ ーケティング費用から解放され、中核ブランドに注力できるようにな ったことだ」と説明した。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプレ ッドは、2bp低下の85.2bp。これは18日以来の低水準。CMA の調べでは、同指数のスプレッドは今月これまでに約6bp下げてい る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE