NY原油(29日):5週ぶり大幅高、ドルの対ユーロ下落で82ドル台

ニューヨーク原油相場は約5週 間ぶりの大幅高。欧州連合(EU)のギリシャ支援計画に加え、経 済成長ペースが加速する兆しを受けてドルが売られたことが原油の 買いを誘った。

原油は1バレル=82ドルを上抜いた。EU加盟国は先週、国際 通貨基金(IMF)とともにギリシャを支えることで合意した。ド ルの下落は代替投資としての商品の魅力を高める。米商務省が発表 した2月の個人消費支出(PCE)は5カ月連続でプラスとなった。

PFGベスト(シカゴ)のバイスプレジデント、フィル・フリ ン氏は、「ギリシャ問題の決着が原油を押し上げている」と指摘。 「この日はドルが下げたことで商品が軒並み上昇している」と語っ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 営業日比2.17ドル(2.71%)高の1バレル=82.17ドルで取引を終了 した。1営業日の上げとしては2月16日以降で最大。一時は82.78 ドルと、18日以来の高値を付けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE