NY銅先物:上昇、11週間ぶり高値-在庫減やドル安好感

29日のニューヨーク銅先物相場は 上昇し、11週間ぶりの高値を付けた。在庫の減少やドル下落に伴い、 代替投資先として金属の魅力が一段と高まった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は19営業日連 続で減少し、昨年7月以降で最も長い在庫の減少局面が続いている。 ギリシャの財政危機が欧州の景気回復を阻害するとの懸念が後退し、 ユーロ相場は対ドルで続伸した。

クオンティテーティブ・コモディティー・リサーチのオーナー、 ピーター・ファーティグ氏は「在庫が減少しており、これが特に銅相 場にとって支援材料となっている」と指摘。「ギリシャをめぐる懸念が 若干和らぎ、ユーロが対ドルで回復した」ことも銅相場を押し上げて いると語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場5月限終値は前週末比13.25セント(3.9%)高の1ポンド=

3.5355ドル。一時は3.538ドルと、中心限月としては1月7日以来の 高値を付けた。年初来の上昇率は5.6%。このままいけば5四半期連 続の上昇となる。

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