米個人消費支出:2月は0.3%増加、5カ月連続でプラス

米国の個人消費支出は2月に増 加し、5カ月連続のプラスを記録した。市場では持続的回復への軌 道がより確実になってきたとの期待が高まった。

米商務省が29日発表した2月の個人消費支出(PCE)は前月 比0.3%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値 と一致した。1月は0.4%増(速報値0.5%増)に下方修正された。

2月の個人所得は前月比変わらず。市場予想は0.1%増だった。 前月は0.3%増と、速報値(0.1%増)から上方修正された。

賃金・給与は前月比変わらず(前月は0.4%増)。

所得が前月と変わらなかった一方、消費が増加したため、貯蓄 率は3.1%と、2008年10月以来の低水準となった。

PCE価格指数は前年同月比で1.8%上昇。前月の2.1%上昇か ら伸びが鈍化した。

米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の指標として注目する 食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は2カ月連続で前月比 横ばい。前年同月比では1.3%上昇した。

インフレ調整後の2月のPCEは前月比0.3%増と、昨年11月 以来最大の伸びを記録。前月は0.2%増加だった。

インフレ調整後の自動車や家具など耐久財支出は、0.2%減少。 非耐久財支出は0.9%増加、サービス支出は0.3%増えた。

アメリプライズ・ファイナンシャルのシニアエコノミスト、ラ ッセル・プライス氏は「個人消費は引き続き全般的な景気回復とい う軌道をたどっている」と指摘。「持続的な回復への道が固まりつ つある」と述べた。

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