3月ユーロ圏景況感:97.7、予想上回る-2年ぶり高水準

3月のユーロ圏景況感は、市場予 想以上に改善し、ほぼ2年ぶりの高水準となった。ユーロ下落が輸出 を支える中、景気回復の力強さが増していることがうかがわれる。

欧州連合(EU)の欧州委員会が29日発表した3月のユーロ圏景 況感指数(速報値)は97.7と、2月の95.9から上昇し、2008年5月 以来の高水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト28 人の予想中央値では、3月は97.1と見込まれていた。

ING銀行のシニアエコノミスト、マルティン・ファンフリート 氏は、「ユーロ圏の景気回復は依然として輸出主導のものだ」と指摘、 「欧州のソブリン債をめぐる混乱では希望の兆しがある」と語った。

また同時に発表された3月の消費者信頼感指数(改定値)はマイ ナス17。速報値はマイナス17.2だった。向こう1年の家計のインフ レ期待に関する指数は4と、前月のゼロから上昇した。

ブルームバーグがエコノミスト35人を対象にまとめた調査では、 3月のユーロ圏消費者物価指数は前年同月比で1.1%上昇と見込まれ ている。この通りなら1年余りで最も高い伸びとなる。インフレ統計 は31日に発表される。

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