グーグル日本法人:渋谷から六本木ヒルズに今夏移転へ、従業員増で

インターネット検索世界最大手、米 グーグルの日本法人は、今夏に本社を六本木ヒルズに移転させる。従業 員の増加に伴い、現在オフィスを置いている渋谷・セルリアンタワーが 手狭になってきたため。グーグルの中国撤退の動きなどとは無関係。

同法人の舟橋義人・広報部長が29日、明らかにした。六本木ヒルズ 所有者である森ビルの野村秀樹・広報室長もグーグル日本法人との間で 入居契約を結んだことを認めた。両氏とも賃料など具体的な契約内容は 明らかにできない、としている。

六本木ヒルズは2003年4月に開業。当初はヤフーなどIT(情報技 術)企業の本社入居が目立ち、こうした企業のトップで、ヒルズ内の住 宅棟住人を示す「ヒルズ族」という言葉も生まれた。しかし、入居して いたライブドアが06年1月に東京地検の捜索を受けたほか、08年には 人材派遣会社のグッドウィルの事業許可取り消し、米リーマン・ブラザ ーズ破たんなどで退去が目立った。

森ビルの野村氏によると、昨年3月末の六本木ヒルズの稼働率は 85%。昨年後半から外資系企業を中心に大規模な入居が続いており、 今年3月末で入居率95%を目指している。

六本木ヒルズには現在、英バークレイズ、中国のパソコンメーカー レノボ、中国検索サイト大手の百度などが入居している。

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