GウェルH社長:M&Aで売上高2倍超目指す、高齢化商機

(4段落にアナリストコメントを追加します)

【記者:福田章人】

3月29日(ブルームバーグ):ドラッグストアのウエルシア関東と 高田薬局の持ち株会社グローウェルホールディングスは、企業の合併・ 買収(M&A)を活用して売上高を3年後に現在の2倍超に拡大させる ことを目指す。日本の高齢化をM&Aで収益拡大に結び付ける。

GウェルHの髙田隆右社長(61)は26日のインタビューで、 「2013年8月期にグループ全体の売上高を5000億円まで伸ばしたい」 と述べた。5000億円は今期(2010年8月期)売上高予想の2.1倍に当 たる。方法としては売上高300億-500億円の会社を4社程度傘下に入 れることを検討しており、地域に根づいた独立系ドラッグストアを年内 に選定する方針だ。

業界首位マツモトキヨシホールディングスの今期(2010年3月期) 売上高予想は4000億円。高田社長は、既存店も平均年1割程度の増収 を見込み現在の業界6位からトップを目指す意向を示した。昨年6月の 改正薬事法でコンビニや家電量販店の医薬品販売が可能になった。競争 激化の懸念については、調剤部門を全店に併設してカンウセリングも手 掛けて高齢化に対応、販売のみとは差別化する方針を示した。

野村証券の田阪克之アナリストは、ドラッグストアにとって医薬品 需要が増える高齢化は追い風と前置きした上で、GウェルHの売上高 5000億円目標について「自力出店だけでは難しく、今後のM&Aが鍵に なる」と指摘した。GウェルH株は髙田社長の売上高5000億円目標表 明を受けて上昇、一時52円(2.7%)高の1990円まで上げた。

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