アイルランド政府:銀行への出資比率一部引き上げも、資本目減りで

アイルランド政府は、同国の一部 金融機関について、不良債権の急増で目減りした資本を補うため出資 引き上げを迫られる公算が大きい。ライアン通信・エネルギー・天然 資源相が明らかにした。

アイルランドの大手金融機関は、国家資産管理機関(NAMA)、 いわゆるバッドバンクに不良化した不動産ローン債権を売却している。 ライアン・エネルギー相は講演で、不良債権をNAMAに売却する価 格の割引率が昨年想定していた平均30%よりも大きくなる可能性が 高いと説明した。講演の内容が電子メールで配布された。

レニハン財務相は30日、複数の金融機関に公的資金を注入する計 画を公表する。アイルランド日曜紙サンデー・ビジネス・ポストが28 日、情報源を明らかにせずに報じたところでは、政府の出資比率はア ライド・アイリッシュ銀行が70%、アイルランド銀行は40%に達する とみられる。金融機関側は報道にはコメントはできないとしている。

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