ドイツ銀:プライムファイナンス部門を増員-市場拡大のアジアに照準

ドイツ銀行は、ヘッジファンドに取 引決済や顧客紹介まで、包括的なサービスを提供するプライム・ファイ ナンス業務の人員増強を図る計画だ。アジアを中心にヘッジファンドの 設立が続いていることから、新規受託によるシェア拡大を目指す。

キャピタル・イントロダクション部門の責任者であるショーン・キ ャップスティック氏が25日、東京でインタビューに答えた。同氏は過 去18カ月に2割人員を増強したアジアで「今後も増員を続け、引き続 き新規ファンドの獲得に取り組んでいく」と述べた。アジアには同業界 で世界中の関心が集まっているという。

プライム・ファイナンスはヘッジファンドに決済や証券貸し出し、 資産担保融資、投資家紹介などのサービスを提供する業務。リーマン・ ブラザーズの同部門の資産凍結を受け、財務の安定した金融機関が委託 先に選ばれるケースが増える中、米シティなど米欧の業者も業務を拡大 している。

ドイツ銀のキャップスティック氏によれば、こうした状況の中で同 行の顧客数も増えているという。現在の同部門の陣容や今回アジアで増 やす具体的な人数などは明らかにしなかった。調査会社ユーリカヘッジ によると、ドイツ銀の09年末の同業務の市場シェアは07年末の5.9% から8.2%に拡大し、第5位となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE