【個別銘柄】高配当株、ソフバンク、工作機械、日立、7&i、ガリバ

材料銘柄の終値は以下の通り。

医薬品、電気・ガスなど高配当株:武田薬品工業(4502)が前週末 比2.8%安の4135円、東京電力(9501)が1.8%安の2419円など総じ て下落。この日は3月期決算企業の期末配当落ち日となり、前日までに 配当を取得する権利を得た投資家の売りが出た。東証業種別指数の値下 がり率上位には、医薬品や電気・ガスが並んだ。

ソフトバンク(9984):3.7%高の2311円。国内携帯電話3位ソフ トバンクモバイルは、米グーグルの無償OS(基本ソフト)「アンドロ イド」搭載の多機能携帯端末(スマートフォン)を4月下旬に発売する と発表した。ソフトバンクは国内携帯会社で唯一、米アップルの「iP hone(アイフォーン)」を代行販売しているが、グーグル携帯も品 ぞろえに加え、国内最大手NTTドコモに対抗する。

工作機械:OKK(6205)が14%高の98円、ツガミ(6101)が 12%高の637円、オークマ(6103)が4.7%高の687円など、高い銘柄 が目立った。クレディ・スイス証券では2011年3月期以降の工作機械 受注の回復や株価の出遅れから、工作機械セクターの評価を「中立」か ら「強気」に引き上げた。受注回復による業績期待から買いが増えた。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):2.9%高の2232円。モ ルガン・スタンレー証券は26日、消費者物価の今後の下げ幅縮小など の恩恵を最も享受するとし、投資判断を「イコールウエート」から「オ ーバーウエート」、目標株価を2400円から2700円に引き上げた。

ガリバーインターナショナル(7599):11%安の3475円。エコカ ー補助金制度などの政府支援策で新車市場が好調となった影響で、中古 車小売事業の売上台数が事前計画ほど増えず、10年2月期の連結最終 利益は従来予想比82%減の6億円にとどまったようだと発表した。収 益悪化を嫌気した売りが優勢。

東芝(6502):1.3%高の485円。同社は昇降機や空調など、グル ープ各社が個々に手掛けている建物設備事業の営業窓口を一本化する、 と28日付の日本経済新聞が伝えた。各種システムをオフィスビルや工 場などにセットで提案できる体制を整え、改正省エネルギー法の施行で 増加する企業の需要取り込みを目指すという。

メディネット(2370):21%高の2万8720円ストップ高。東京海 上日動火災保険が同社に投資すると、28日付の日本経済新聞が報道し た。大手保険会社が投資に動いたことが広く認識され、買い安心感が広 がった。報道によると、東京海上は通常の株式投資より高い運用利回り を狙って、新興市場に上場するベンチャー企業向けの投資を強化する。 3年間で約10社を対象に、総額100億円程度の投資を目指し、まずメ ディネットに投資するという。

帝国電機製作所(6333):6.3%高の2022円。米子会社が米国のポ ンプ販売会社、テキサス・プロセス・イクイップメント社のキャンドモ ーターポンプ修理サービス事業を譲り受けると25日に発表。米国市場 での競争力強化を好感した買いがこの日も続いた。

グローウェルホールディングス(3141):2%高の1977円。午後 に上昇。企業の合併・買収(M&A)を活用して売上高を3年後に現在 の2倍超に拡大させることを目指すと、ブルームバーグ・ニュースが報 じた。同社はウエルシア関東と高田薬局の持ち株会社。

商船三井(9104):1%高の640円。10年3月期の連結経常利益 は前期比92%減の170億円前後と、従来予想を40億円程度上回る見通 しと、27日付の日本経済新聞朝刊が報じた。世界景気の底打ちでコン テナ船の採算が改善するほか、新興国需要でばら積み船が堅調なためと いう。会社側は「当社の発表によるものではない」とのコメント発表。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):0.9%高の 1949円。ゴールドマン・サックス証券は26日、スクエニHや任天堂 (7974)、コナミ(9766)などゲーム会社5社の調査を開始。開発投資 効率の高さと割安感を理由に、スクエニ株の投資判断を「買い」とした ため、投資資金が流入した。

日比谷総合設備(1982):0.8%高の808円。発行済み株式総数の

1.52%に相当する50万株を上限に自己株式を取得すると26日に発表し た。株主還元などを好感した買いが優勢。

カプコン(9697):0.3%安の1770円。大和証券キャピタル・マー ケッツは26日、投資判断を「買い」から「アウトパフォーム」に引き 下げた。

日立製作所(6501):4.5%高の347円。鉄道システム事業の戦略 説明会を開き、16年3月期に売上高3500億円と、08年度実績に比べ倍 増を目指すと発表した。国内市場が飽和状態にある中、鉄道の新規建設 ラッシュが続く海外市場で売り上げを拡大し、8%の営業利益率を達成 したい考え。

エルピーダメモリ(6665):3.8%高の1884円。メリルリンチ日本 証券は26日、投資判断「買い」を継続し、目標株価2700円から3000 円に引き上げた。

ワットマン(9927):23%高の130円。10年3月期の営業利益は 従来予想比19%増の2億5000万円の見通しになったと発表した。下半 期に積極的な買い取りを継続し、商品アイテム数を増加させたことなど が奏功した。

エイチアイ(3846):21%高の22万9900円ストップ高。同社は携 帯電話やゲーム機向け3D(3次元)描画エンジンを手がける。シネマ コンプレックス(複合映画館)各社が立体映像を楽しめる3D映写設備 を一斉に導入すると、28日付の日本経済新聞朝刊が報じ、市場拡大の 恩恵を受けると期待された。

ナノキャリア(4571):6.2%安の2万3540円。計画していた契約 の締結が困難になり、10年3月期の最終赤字は5億1500万円の赤字に なる見通しと発表した。従来予想(2億5700万円)から赤字幅が倍増 する。

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