中国石油化工:アンゴラの油田権益を取得-09年純利益は2倍に拡大

アジア最大の製油会社、中国石油 化工(Sinopec)は海外油田の権益を初めて取得した。競合他 社が精製能力を拡大する中で、同社は石油精製事業が「困難」に直面 しているとの認識を示した。

同社は28日、親会社が持つアンゴラの油田の権益を25億ドル(約 2310億円)で取得し、原油の生産増を図ると発表。「精製能力を国内 外で増強しつつある」と説明した。同日公表した2009年通期決算は、 純利益が前年の2倍余りの618億元(約8370億円)となった。

競合するペトロチャイナ(中国石油)や中国海洋石油(Cnoo c)は、国内外で製油所の買収と建設を進めている。Sinopec はアンゴラでの権益獲得によって原油生産が約9%増える。原油高の 恩恵が得られ、中国政府の燃料価格抑制の影響を軽減できるとみられ る。

未来アセット・セキュリティーズ(香港)のアナリスト、ゴード ン・クワン氏は、今回の権益取得によって「Sinopecは将来の 状況が良くなる。原油生産事業の比重が増え、製油への依存が減る」 と分析した。

--Wang Ying, Baizhen Chua and John Duce. Editors: Ang Bee Lin, John Viljoen.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 蒲原桂子 Keiko Kambara +81-3-3201-2359 kkambara@bloomberg.net Editor: 記事に関する記者への問い合わせ先: Wang Ying in Hong Kong at +852-2977-2237 or Ywang30@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Viljoen in Sydney at +61-2-9777-8657 or jviljoen@bloomberg.net

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