NY金(26日):上昇、ソブリンリスクと韓国艦船沈没で逃避買い

ニューヨーク金先物相場は上昇。 欧州の債務懸念の高まりを背景に金への需要が高まるとの見方が広 がり、今週に入り最大の上げとなった。南北朝鮮の境界線近くの海 上で韓国軍の艦船が沈没した事件も買いを支えた。

米ニュースレター「ガートマン・レター」のエディターとして 知られるエコノミスト、デニス・ガートマン氏は「欧州諸国のギリ シャ支援は一時的なものにすぎない」と指摘し、「ユーロの先行き は恐ろしく脆弱(ぜいじゃく)だ。保有資産としてユーロを買って きたもののドルを増やすのは依然不安だと感じている懸念感を抱い ている中銀は、金に向かうより手立てはない」と記述した。

ユーロの対ドル相場は一時1.1%高。欧州連合(EU)首脳会議 で、ユーロ圏16カ国首脳はドイツとフランスが提案したIMF融資 と2国間融資を組み合わせる支援策を支持した。ユーロ建て金相場 は5日に過去最高を記録した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物6月限は前日比11.30ドル(1%)高の1オンス=1105.40ドルで 取引を終了。中心限月の上げ幅としては16日以降で最大。週間ベー スでは0.2%下落した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE