ウォーシュ理事:米経済に「厳しい経済的課題」-失業や政府債務を指摘

米連邦準備制度理事会(FRB) のウォーシュ理事は、米国が「厳しい経済的課題」に直面している と指摘。高い失業率が「執拗(しつよう)」に続き、企業も支出に 消極的であり、世界中で政府債務が増加しているとの認識を示した。

ウォーシュ理事はニューヨークのシンポジウムで講演。講演原 稿によれば同理事は、「経済・金融情勢をさまざまな面から考えれ ば、米国や諸外国で有権者が萎縮しているのも当然だ」と述べた。

米国27の州で2月に失業率が上昇したとのこの日の労働省発表 について、ウォーシュ理事はリセッションで860万人の雇用が喪失 した後、人員採用がまだ広範な形では進んでいないことを示唆して いると指摘した。

ウォーシュ理事は「厳しい経済的課題が根強く残っている」と 言及。また「失業率は依然高い。執拗に高い状態が続いている」と 述べた。米金融当局については、長期的な目標が損なわれていない ことを示そうと努めるなかで、「なおも厳しい時期が待ち構えてい る」と言及した。

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