米ロが新核軍縮で合意-「20年で最も包括的」とオバマ大統領

米国のオバマ大統領は昨年12 月に失効した第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継とな る新たな核軍縮条約について、ロシアのメドベージェフ大統領と最 終合意したと発表。両国が保有する核兵器を約3分の1減らすこと を定めたこの新条約に関して、米ロが合意した軍事条約としては過 去20年で「最も包括的」だと述べた。

新条約では、両国がそれぞれ配備できる核弾頭の上限が現行の 2200発から1550発に削減される。このほか、核弾頭を搭載するミ サイルや運搬用の爆撃機、潜水艦の数も減らす。オバマ政権の声明 によれば、新条約では米国のミサイル防衛システムの計画進展およ び配置は制限しない。

声明によれば、両大統領は26日朝の電話会談で最終合意に達し た。条約の調印式は、4月8日にチェコのプラハで行われる予定。

オバマ大統領は、「きょう、われわれは20世紀の遺品を過去の ものとする新たな一歩を踏み出した。子どもたちのためにより安全 な未来を確かにできる」と述べた。

また、「今回の合意により、世界の2大核保有国である米国と ロシアは、自らが先導役を務める考えがあるという明確なシグナル を送った」とし、両国のコミットメントにより、「こうした兵器の 拡散を止め、他国にも自身の責任を確実に果たしてもらうというわ れわれの世界的な取り組みが強化されるだろう」と続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE