ルービニ教授:米中貿易戦争に発展も-米国が中国の為替操作認定なら

米ニューヨーク大学のヌリエル・ ルービニ教授は、中国を「為替操作国」と認定することを求める米議 員らの圧力が、米中の貿易戦争につながる恐れがあると指摘した。

ルービニ教授は26日、ブルームバーグテレビジョンとのインタ ビューで、「失業率は10%付近に上り、130人以上の米議員が中国を 為替操作国に認定するよう唱えている。このような環境では、米政府 が4月半ばの報告で為替操作国の認定をする公算は大きい。確率は 50%以上ではないか」とし、そのような認定は「もちろん、貿易戦争 につながり得る」と述べた。

同教授はまた、「人民元は変動相場制の下では上昇するだろう。元 が過小評価されていることの明白な証拠だ」とした上で、「元を上昇さ せることは、中国の国益にかなう」と付け加えた。

米財務省は来月、中国が為替操作国かどうかを判断する。為替操 作国と認定すれば、1994年以来となる。

また、ゴールドマン・サックス・グループのチーフエコノミスト、 ジム・オニール氏も26日、ブルームバーグテレビジョンのインタビ ューに応じ、米当局者らは中国に対し元の上昇容認を迫る発言を減ら すべきだとの見解を示した。中国経済について重要な点は、「内需が急 拡大していることだ」と指摘し、元は7-12月(下期)に5%上昇す る可能性があると述べた。

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