グリーンスパン氏:米国債利回り上昇は「坑道のカナリア」

アラン・グリーンスパン前米連邦 準備制度理事会(FRB)議長は、最近の米国債利回り上昇は「坑 道のカナリア」のようだとし、今後の一段の上昇を示唆していると 述べた。

同氏は26日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応 じ、利回り上昇は「米連邦政府が積み上げた前代未聞の巨額債務」 に対する投資家の懸念を反映していると指摘。自身も米国の「財政 状態について深く懸念している」と述べた。長期金利上昇は「住宅 市場の回復実現を極めて難しくすることに加え、設備投資にも悪影 響を与える」と付け加えた。

グリーンスパン氏はまた、米景気回復は「非常に大きな部分」 を株価の回復に負っているとの見解を示した。株価上昇が続けば景 気拡大の持続に役立つだろうと指摘する一方で、景気拡大により求 人が増えれば労働市場に再参入する人も増えるため、失業率は9.7% という「現水準からあまり変わらない水準」にとどまるだろうと予 想した。

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