米実質GDP:第4四半期確定値5.6%増、6年ぶりの大幅増

米実質国内総生産(GDP、季 節調整済み、年率)確定値は2009年第4四半期(10-12月)に前 期比年率5.6%増加した。同四半期の企業利益も拡大し、経済成長の 継続と雇用増加への期待が広がった。

米商務省が26日発表した実質GDPは、改定値の5.9%増から 下方修正されたものの、過去6年で最大の増加率となった。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は改定値 から変わらず。速報は5.7%増だった。

GDPは09年通期では前年比2.4%縮小し、1946年以来で最悪 の年となった。

今回の下方修正は、設備投資や個人消費、在庫のGDP寄与度 の修正を反映した。

在庫の安定化に向けた取り組みを背景に、在庫のGDP寄与度 は3.8%と高水準を維持。ただ、改定値の3.88%からわずかに下方修 正された。

個人消費は1.6%増加(改定値は1.7%増)に小幅下方修正。 前期は2.8%増だった。個人消費のGDP寄与度は1.16%と、改 定値から0.7ポイント下方修正。個人消費は09年通期では0.6% 減と、1974年以来最大の落ち込みを記録した。

企業設備投資は5.3%増と、改定値の6.5%増から修正。なかで も構築物の18.0%減(改定値13.9%減)が響いた。一方、機器・ソ フトウェアは19%急増(改定値18.2%増)し、1998年以来最大の伸 びを示した。

企業利益は拡大

今回初めて発表された第4四半期の企業利益は1兆4700億ドル と、前期から1087億ドル(8%)増加した。前年同期比では31% 増となり、1984年以来最大の伸びを記録した。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのチーフエコノミスト、 ジョン・シルビア氏は「先行指標である企業利益は改善しており、 第2四半期(4-6月)の景気拡大継続や雇用純増の可能性を示唆 している」と述べた。

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