EU:回復は依然として脆弱、市場透明性向上を-声明草案

欧州連合(EU)首脳らは25、26 日両日開催の首脳会議後の声明で、域内経済の回復は依然として「脆 弱(ぜいじゃく)」との認識を示すとともに、デリバティブ(金融派生 商品)市場の透明性向上に向けた取り組みの進展を呼び掛ける。

ブルームバーグ・ニュースが入手した声明草稿によれば、首脳ら は「景気の状況は改善しつつあるものの、回復は依然として脆弱だ」 とし、「われわれは現在、過剰な水準の債務と構造的成長の弱さ、高い 失業率に直面している」との見解を示す。声明はブリュッセルでの会 議後に発表される。

声明はさらに、「域内およびG20(20カ国・地域)などの国際的 な場において、金融規制・監視の強化を迅速に進展させると同時に、 公平な活動環境を世界レベルで確保することが必要だ」とし、「特に、 自己資本比率要件、システミック機関、危機管理での資金調達手段、 デリバティブ市場の透明性向上などの分野で進展が求められる。国債 を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)と、金融サ ービス業界の賞与に関し国際的に合意された原則の順守について、具 体的な措置を検討することが必要だ」と論じている。

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