中国株(終了):上海総合指数、1週間半ぶり大幅高-銀行決算を好感

中国株式相場は上昇。上海総合指 数が1週間半ぶりの大幅高となった。銀行の増益決算発表や中国人民 銀行(中央銀行)が利上げを先送りするとの観測を背景に、銀行株と 不動産株が上昇した。

華夏銀行(600015 CH)は4カ月ぶりの大幅上昇。中国工商銀行 (601398 CH)は、増益決算を受けて0.6%高。上海浦東発展銀行 (600000 CH)も3%上げた。

不動産会社の保利房地産集団(600048 CH)は5日ぶり反発。人民 銀が、流動性をコントロールする現在の措置は「非常にうまく」働い ているとの認識を示したことが背景。酒造メーカーの貴州茅台酒 (600519 CH)は、事業が干ばつの影響を受けていないとの発表が好感 され、1.1%上昇した。

米生命保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルの傘下にある プルデンシャル・インターナショナル・インベストメンツ・アドバイ ザーズの主任投資ストラテジスト、ジョン・プラビーン氏は「金利を めぐる不透明感の中、投資家は短期的に慎重になっている」と指摘。 「金利に関する懸念がいったん落ち着けば、株式市場への関心が戻っ てくるだろう」と予想した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は前日比40.54ポイント(1.3%)高の3059.72 で終了。17日以来の大幅な上昇率となった。中国南西部の干ばつの影 響で食品価格が押し上げられ、インフレが加速するとの懸念を背景に、 週間では0.3%下げた。上海、深セン両証取のA株に連動しているC SI300指数は前日比1.4%高の3275.00。

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