来週のNY原油:38%が下落を予想-輸入増背景にした在庫増を懸念

来週のニューヨーク原油先物相場 は、下落しそうだ。輸入増を背景にした在庫増が懸念されている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者55人中21人(38%)が、来週の原油先物相場が下落する と予想。19人(35%)がほぼ変わらずと予想した。上昇を予想したの は15人だった。前週の調査では45%が下落を予想した。

米エネルギー省が24日発表した在庫統計では、先週の米原油在庫 は725万バレル増の3億5130万バレルで、5年間平均を6.4%上回っ た。8週間連続の増加で、昨年5月以来最長。

エネルギー・コンサルタント会社、プレステージ・エコノミクス (テキサス州)のジェイソン・シェンカー社長は「先週の原油在庫大 幅増は来週の相場には弱気要因として働きそうだ」と述べた。

3月19日終了週の原油輸入は12%増の日量940万バレル。昨年 9月以来の高水準。

製油所は冬季のヒーティングオイル(暖房油)消費が減少し、夏 季のガソリン需要が高まる前の3月に定期点検に入ることが多い。先 週の製油所の稼働率は81.1%で、前の週に比べ0.6ポイント上昇し た。昨年の製油所稼働率のピークは7月の87.9%。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場5月限は 今週44セント(0.5%)下げ、25日は80.53ドルで引けた。前年同 期比では53%上昇している。4月2日はグッドフライデーで休場。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は48%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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