英インサイダー:大口取引の先回り売買に関与か-FSAが取り調べ

【記者:Caroline Binham and Elisa Martinuzzi】

3月25日(ブルームバーグ):英金融サービス機構(FSA)は、 過去最大のインサイダー取引摘発で逮捕された7人について、ブロッ ク・トレード(大口取引)の情報を事前につかんで取引を先に成立さ せる「フロントランニング」(先回り売買)に一部が関与していたの ではないかとみて調べている。事情に詳しい関係者1人が明らかにし た。

この関係者によれば、近く予定される証券売却に関する情報を個 人が利益を上げるために利用したかどうかについて、FSAが調べを 進めている。関係者は詳細が非公開だとして匿名を条件に語った。法 人顧客のために行われる証券の大口取引を通常、ブロック・トレード と呼ぶ。

カス経営大学院のジョルジオ・クエスタ教授(金融学)は「ブロ ック・トレードは市場を動かすことがままあり、そこに先回りしたい という誘惑が生じる」と話す。

関係者によれば、今回のインサイダー取引摘発で取り調べを受け ているのは、ドイツ銀行のマーティン・ドジソン、エクサンBNPパ リバのクライブ・ロバーツ、ムーア・キャピタル・マネジメントのジ ュリアン・リファト、ノブム・セキュリティーズのグレーム・シェリ ー、アリア・キャピタルのディレクター、イラジ・パルビジの各社員 とみられる。

原題:FSA Probe Said to Focus on Block Trade Front-

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