アンジェス株が急反発、遺伝子治療薬でパーキンソン病の医薬特許成立

遺伝子治療薬の研究開発を手掛け るアンジェス・エムジーの株価が急反発。前日比5.4%高の15万円ま であり、2月25日(14%高)以来、約1カ月ぶりの上昇率を記録した。 主力の遺伝子治療薬「HGF」について、パーキンソン病治療剤を対象 とする新たな特許が日本で成立した。HGFの適用範囲が広がったと受 け取られ、評価が高まっている。

いちよし証券経済研究所の山崎清一シニアアナリストは、「別の疾 患領域にも取り組み、対象を拡大していくのは重要なことだ。特許は医 薬品の基礎で、それがあって初めて製薬メーカーなどとの提携が可能に なる」と指摘している。

アンジェスによると、パーキンソン病は日本の厚生労働省が指定す る「難病」130疾患の中で、最も頻度が高い潰よう性大腸炎に僅差で続 く疾患。日本では現在20万人弱の患者がいると言われており、発症率 は人口10万人あたり120-150人という。

同社経営企画部長の鈴木文彦氏によると、現在は探索研究の段階。 具体的な臨床試験の計画などは立っていないという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE