米住宅ローン:半数余りが再びデフォルトに-条件見直し後でも

住宅ローンの返済遅延に伴い条件 の見直しを受けた米住宅保有者のうち、半数余りが9カ月後に再びデ フォルト(債務不履行)に陥っていたことが、米通貨監督庁(OCC) と貯蓄機関監督局(OTS)が25日公表した共同リポートで明らか になった。

リポートによれば、09年1-3月(第1四半期)に条件の見直し を受けたローンが同年末までに再びデフォルトに陥った割合は

51.5%となった。その1年間に見直しを受けたローンでは、同割合は

57.9%だった。デフォルトは少なくとも30日以上返済が遅れた場合 を指す。

住宅保有者は価格下落で評価額を上回るローンを抱え、返済に苦 しんでいる。米不動産情報会社ファースト・アメリカン・コアロジッ クが先月発表したデータによれば、昨年10-12月(第4四半期)に、 物件の価値が住宅ローン残高を下回る「アンダーウォーター」状態の 住宅は約24%だった。全米不動産業者協会(NAR)によると、2月 の米住宅価格の中央値は16万5100ドル(約1530万円)で、06年 7月のピークから28%低下している。

ファースト・アメリカンのシニアエコノミスト、サム・カーター 氏は、ローン条件の見直しは「明らかにうまく機能していないが、驚 きはない。アンダーウォーターの状態では見直しても意味がないから だ」と語った。

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