ECB総裁:欧州首脳のギリシャ支援合意を歓迎-態度を軟化

欧州中央銀行(ECB)のトリ シェ総裁は26日、欧州連合(EU)首脳会議がギリシャへの支援計 画で合意したことに歓迎の意を表した。同総裁は当初、同計画に国際 通貨基金(IMF)が関与することに批判的だったが、態度を軟化さ せた。

トリシェ総裁はブリュッセルで26日遅く、「現在は複雑な状況 にある」とした上で、「ユーロ圏諸国の政府が実行可能な解決策を見 いだしたことに極めて満足している」と述べた。同総裁はこれより先、 仏テレビのインタビューで、ギリシャ支援の枠組みにIMFを関与さ せることについて、「非常に悪いことだ」と語っていた。

トリシェ総裁は、EU最大の財政赤字を抱えるギリシャの財政再 建でIMFに頼れば、欧州は域内の問題を解決できないと見なされる のではないかと懸念している。同総裁はまた、IMFに助力を求める ことについて、今月、「妥当ではない」とも発言していた。EUは、 外部に頼らないギリシャ支援計画の策定に苦しんできており、こうし た状況を背景にユーロはドルに対して昨年11月から12%下落した。

同総裁は、欧州首脳会議のギリシャ支援計画決定に先立ち、仏テ レビのインタビューで、「IMFなどほかの機関がユーログループや 域内政府の代わりに責任を果たすのであれば、それは明らかに非常に 悪いことだ」と述べた。

欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領は、ギリシャ支援資金 の「大半」をEUが賄い、残りをIMFが負担するだろうと語った。

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