米オラクル12-2月期:利益が予想と一致-顧客が購入再開

米ソフトウエア会社オラク ルの2009年12月-10年2月(第3四半期)決算は、利益がアナ リスト予想と一致した。顧客がリセッション(景気後退)時に先 送りしていたソフトの購入に動いたことが寄与した。

25日の発表によると、一部項目を除く1株利益は38セント となった。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均も38 セントだった。売上高は1月に買収した米サン・マイクロシステ ムズの繰り延べ分を含めて64億7000万ドルだった。アナリスト 予想は63億2000万ドル。

ラリー・エリソン最高経営責任者(CEO)は05年1月以降、 418億ドル(約3兆8800億円)を投じて62社を買収。顧客を増 やし、業務用ソフトなど製品を拡充した。企業が支出を再開する 中で、ライセンス収入は17億2000万ドルと、13%伸びた。

スリベント・アセット・マネジメントのアナリスト、デービ ッド・ラドー氏は「ライセンス収入の数値は事業の状況が上向い ていることを示すものだ」とし、「オラクルが手掛けたミドルウ ェア分野の買収は効果を発揮している。これらは企業が事業運営 向上のために資金を投じなければならないデータセンター向けの プログラムだ」と述べた。

決算に関する電話会議で、オラクルは3-5月(第4四半期) の見通しを示した。調整後の1株利益は52-56セント、調整後の 売上高は93億6000万-97億ドルへの増加を見込んでいる。アナ リスト予想平均は1株利益が52セント、売上高95億3000万ド ルだった。

株価は下落

決算発表を受けた時間外取引で、オラクルの株価は一時、32 セント安の25.72ドル。通常取引終値は前日比28セント高の

26.04ドルだった。ゴールドマン・サックス・グループのアナリ スト、サラ・フライヤー氏は株価について、「決算発表前に相当 上昇しており、市場が発表を好感していないというより、利益確 定の動きだ」と指摘した。

第3四半期の純利益は11億9000万ドル(1株当たり23セ ント)と、前年同期の13億3000万ドル(同26セント)から減 少。売上高は調整前ベースで64億ドルと、17%増収だった。

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