【個別銘柄】パイオニ、ファナク、マツダ、東エレク、菱地所、安川電

材料銘柄の終値は以下の通り。

パイオニア(6773):前日比9.6%高の331円と急反発。大和証券 キャピタル・マーケッツは25日付で、「増資により財務体質が大幅改 善した」と評価し、投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」に引 き上げた。

中国設備投資関連:ファナック(6954)が1.5%高の9900円。一 時1万円まで買われ、連日で昨年来高値を更新した。SMC(6273)は 4%高の1万2500円。野村証券は25日付で「中国FA市場の拡大」と 題したリポートをまとめ、中国の人件費上昇や生産大幅増、産業高度化 で工場自動化が急進展していると指摘。ファナックやSMC、オムロン (6645)、THK(6481)、日本精工(6471)などを関連株として取り 上げている。

マツダ(7261):2.1%高の247円。トヨタ自動車(7203)とマツ ダはハイブリッド技術で提携することで最終合意した、と26日付の日 本経済新聞朝刊が報道。トヨタが主力車「プリウス」に搭載する中小型 車向けのハイブリッド基幹装置をマツダに供給するとしている。トヨタ 株も1.5%高の3760円と反発。

シチズンホールディングス(7762):2.3%高の633円。2010年3 月期の連結営業利益は前期比5.4倍の75億円前後になりそう、と26 日付の日経新聞朝刊が報じた。従来予想は65億円。米中で腕時計の販 売が伸び、デジタルカメラ向けの部品も好調、減価償却費などの固定費 削減も寄与するとしており、収益改善を評価した買いが先行した。

東京エレクトロン(8035):2.7%高の6200円。今期(10年3月 期)の連結最終損益が110億円の赤字になる見通しと、25日発表した。 半導体製造装置の受注回復やコスト削減が寄与し、赤字幅が従来計画 170億円から縮小する。業績回復期待が高まった。

三菱地所(8802):2.7%高の1491円と3日続伸。物件売却益の増 加が寄与し、今期(10年3月期)の連結営業利益予想を従来比2.1%上 方修正し、前期比4.6%増の1450億円とした。野村証券は投資判断を 「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げた。

平和不動産(8803):6.2%安の286円。都内での大型プロジェク トを対象に損失計上することで、今期(10年3月期)の連結最終損益 が88億円の赤字に落ち込む見通しと発表。従来予想は16億円の黒字。 期末配当見送りも決め、失望売りが膨らんだ。

日立ハイテクノロジーズ(8036):3.4%高の2115円。JPモルガ ン証券の森山久史シニアアナリストが26日付リポートで、主力の電子 デバイスシステム事業やライフサイエンス事業の改善で、10年1-3 月期の営業利益は会社計画に対し上ぶれる見込みと指摘。目標株価を 2000円から2300円へ引き上げている。

合同製鉄(5410):2.8%安の211円。主原料の鉄スクラップ価格 上昇に伴う採算悪化などで、10年3月期の連結最終損益は31億円の赤 字に落ち込む見通し、と昼休み時間帯に発表し、午後は売り優勢となっ た。従来予想は11億円の黒字、前期実績は54億円の黒字だった。

ユーシン(6985):7.1%高の755円。09年12月-10年2月期の 連結営業損益は10億円程度の黒字(前年同期は3億4600万円の赤字) だったもよう、と26日付の日経新聞朝刊が報じた。08年の金融危機前 の四半期利益と同水準にまで回復したという。会社側では、取引先が増 えているうえ、キー操作なしでエンジンを始動できる「スマートキー」 が高付加価値し、販売単価が伸びていると、説明している。

安川電機(6506):5.6%高の835円。4月以降、小型サーボモー ターの生産能力を75%引き上げると26日付の日経産業新聞が報じた。 同モーターは昨年末ごろから、半導体製造装置や電子部品の実装機向け に需要が急回復しているといい、良好な事業環境を評価した買いが入っ た。

鳥居薬品(4551):2.8%高の1828円。理化学研究所と鳥居薬は 25日、スギ花粉症の発症を防ぐワクチンを共同開発すると発表した。 理研の成果をもとに新薬を開発する。

日新製鋼(5407):2.8%高の185円。中国鉄鋼大手、宝鋼集団の ステンレス部門に同社が出資するなど、提携強化を検討していると共同 通信が25日伝えた。鈴木英男社長が宝鋼に打診したことを、同日開い た中期経営計画の場で明らかにしたという。

アルプス電気(6770):6.2%高の633円と大幅に3日続伸。メリ ルリンチ日本証券が25日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」か ら「買い」に、目標株価を450円から700円に引き上げた。

旭硝子(5201):2.2%高の1022円。中国江蘇省にTFT-LCD (薄膜トランジスタ方式液晶ディスプレイ)用大型ガラス基板の生産拠 点を新設することを決めたと25日発表した。第8世代のガラス基板ま で対応可能な加工ラインを設置する。11年秋に量産を開始する予定。

富士電機ホールディングス(6504)と富士通(6702):富士電機H D株が2.8%高の256円、富士通は1.6%高の590円。両社は26日、I T(情報技術)で電力供給を自動制御する次世代送電網(スマートグリ ッド)の関連事業で、業務提携を目指した検討を開始する契約を締結し たと発表した。市場拡大が見込まれる同事業で競争力を高めていくと期 待された。

DOWAホールディングス(5714):2.4%高の552円。住友商事 (8053)と協力し、中国全土で家電リサイクル事業に乗り出す、と26 日付の日経新聞朝刊が伝えた。同国での新たな収益源ができると評価さ れた。

チェルト(3354):11%高の1545円と急騰。イオンディライト (9787)と9月1日付で合併すると25日発表した。存続会社はイオン ディ。合併により、ビルメンテナンスや資材供給から人事、総務などの 管理業務まで総合的なサービス提供を行う。合併比率はイオンディ1に 対してチェルト1.30で、割安なチェルトへの買いが膨らんだ。イオン ディ株は1.3%安の1259円。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、4756):1.6%高 の452円。音楽・映像ソフト販売大手「HMVジャパン」の事業を買収 する方針を25日明らかにした。商品力やネット事業の強化が可能とみ られ、買いが集まった。

東洋建設(1890):3.9%安の49円。今期(10年3月期)の期末 配当を50銭にする方針と発表した。従来は1円を予定していた。今期 受注高が計画を2割程度下回る見込みのほか、来期も厳しい経営環境が 続くことが予想されることから、配当減額に踏み切った。

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