日本株は業績見える5月向け上昇、12000円回復-子幡エース研社長

エース経済研究所の子幡健二社長 は、世界的な景気回復に伴う企業業績の改善傾向が確認される5月に 向け、日本株相場は上昇していくと見ている。日経平均株価は、2008 年9月に起きたリーマン・ショック直前の1万2000円台を回復すると 予想した。

子幡社長がこのほど、ブルームバーグとのインタビューで答えた。 エース経研は、大阪に本社を置く国内中堅証券、エース証券のシンク タンク。同社長は、新興国を中心とする世界的な景気拡大を受けた 2003年以降の株価上昇の勢いがリーマン・ショックで止まっていたが、 日本では輸出企業を中心に企業業績の回復トレンドが足元で鮮明化、 「ようやく株価上昇の勢いを取り戻す」と話している。

野村証券が算出する上場企業400社を数値化したNOMURA400(除 く金融)の1株当たり純利益(EPS)は、鉄鋼・非鉄、電機・精密、 自動車セクターなどがけん引する格好で来期(11年3月期)は34円 20銭と、10年3月期予想の17円20銭からほぼ倍増する見通しだ。

子幡社長は、来期のEPS予想とほぼ同水準の05年3月期(34 円80銭)を見据えた04年4月26日に日経平均が1万2195円を付け た点に言及。今回も「来期業績が見えてくる5月に向け、薄型テレビ やパソコンなどハイテク、自動車を中心に株価が上昇する」とし、リ ーマン・ショック直前の水準(1万2214円、08年9月12日)を回復 しそうと読む。

また中期的にも、発表される米経済統計が景気回復を裏付けてい るほか、半導体関連メーカーの工場稼働率が改善に向かうなど企業業 績は今後一段と回復傾向が鮮明になっていくと予想。07年2月26日 に記録した1万8300円を「早ければ、2年後にも回復する可能性が見 込める」と、子幡社長は見ている。

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