欧州株(26日):反落、債務拡大による回復腰折れを懸念

欧州株式相場は反落。欧州連合(E U)がギリシャ支援の枠組みで合意したものの、各国政府の債務拡大 により、景気回復が腰折れになるとの懸念が強まった。週間ベースで は4週連続で上昇。

イタリアの保険会社3位、ウニポル・グルポ・フィナンシアリオ が下落。新株発行と損失計上を発表したことが嫌気された。ギリシャ 国立銀行は4カ月ぶりの大幅高。EU首脳会議で欧州首脳が、ドイツ とフランスが提案した国際通貨基金(IMF)の融資と2国間融資を 組み合わせる支援策を支持したことが背景。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の263.60で引け た。週間では1.3%値上がり。

KBLリシュリュー・ジェスション(パリ)のファンドマネジャ ー、ジュリアン・キストルベール氏は、ソブリン債は「なおも株式市 場にとって決定的なリスクだ」と指摘。「これは多くの国に関わる問 題だ。市場はこれまで楽観的で、こうしたリスクを織り込んでこなか った」と述べた。

26日の西欧市場では、18カ国のうち12カ国の主要株価指数 が下落した。

ギリシャ国立銀は高い

ウニポルは7.7%安と、昨年3月以来の大幅安。同社は株式と ワラント(株式購入権)の株主割り当て増資で5億ユーロ(約620 億円)調達する計画を明らかにした。同社の09年通期決算は赤字だ った。

ギリシャのASE指数は4.1%高と、ここ6週間余りで最大の 上昇を記録した。ギリシャ最大の銀行、ギリシャ国立銀行は8.1% 値上がりし、昨年12月1日以来の大幅高となった。

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