NY原油(25日):ほぼ変わらず、株高とドル高に挟まれ-80.53ドル

ニューヨーク原油相場はほぼ変 わらず。株価が上昇したことで経済成長が継続するとの楽観的な見 方が広がった一方、ドルの対ユーロ相場の上昇を背景に代替投資先 としての商品の魅力が薄れた。

原油は一時1.1%上昇。ドイツとフランスがギリシャ向け金融支 援で合意に達したことでデフォルト懸念が後退し、株価が押し上げ られたことがきっかけとなった。その後、トリシェ欧州中央銀行 (ECB)総裁が、ギリシャが不正確な数字を発表したことは「受 け入れ難い」と非難したことで、商品の上昇は一服した。

MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギー担当バイスプレ ジデント、マイク・フィッツパトリック氏は「原油の方向性を探る ために、株とドルの動きを追っている。相場は同じ範囲を行ったり 来たりしている。原油はレンジ取引の域を出ていない」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 日比8セント(0.10%)安の1バレル=80.53ドルで取引を終了。年 初からは1.5%高。過去1年では53%の値上がりとなっている。

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