欧州債:ドイツ債下落、ギリシャ支援合意で-ECBは担保規則を継続

欧州債市場ではドイツ国債相場 が下落。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が緊急措置としての 担保規則を2010年以降も延長することを明らかにしたほか、ドイツ とフランスがギリシャ向け金融支援で合意に達したことが背景にある。

ギリシャ国債は上昇した。ECBの決定で、同国債が引き続きE CBが行うオペの担保として適格にとどまる公算が大きくなった。独 仏両国は欧州連合(EU)首脳会議を控えた25日、ギリシャ支援策と して、2国間融資と国際通貨基金(IMF)による支援を枠組みとす ることで合意した。

ノムラ・インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・ マローニー氏(ロンドン在勤)は、「EU首脳会議でこの時期を乗り 越えることができれば、ECBの動きと相まって、ギリシャ国債にと って大きな支援要因となる」と述べ、「安全な投資先を選好する動きが 反転しても意外ではない」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時46分現在、ドイツ10年債利回りは前日 比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.14%。一 時は2月10日以来で最大の7bp上げる場面もあった。同国債(表面 利率3.25%、2020年1月償還)価格は0.50ポイント下げ100.92。

一方、ギリシャの2年債利回りは29bp低下し4.86%、10年 債利回りは10bp下げ6.30%となった。独10年債に対するプレミ アム(上乗せ金利)は316bpと、前日の332bpから縮小した。

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