ドイツは内需拡大・賃金引き上げでギリシャ救済を-英MPC委員

イングランド銀行(英中央銀行) の金融政策委員会(MPC)メンバー、アダム・ポーゼン委員は、ド イツは内需を拡大し、賃金を引き上げる必要があると語った。ギリシ ャやポルトガルの経済成長を抑制しているユーロ圏内の貿易不均衡を 緩和することが狙い。

ポーゼン委員は25日、ブルームバーグ・ラジオのインタビューに 応じ、「各国の実質的な賃金コストあるいは単位労働コストをみると、 ドイツは少なくとも過去10年間横ばいだ」と指摘。「今、問題を抱 えているスペインやアイルランド、イタリア、ギリシャ、ポルトガル といった国は賃金が急上昇している。ユーロ圏内で深刻な貿易不均衡 があり、ドイツはこうした国との貿易収支がたいてい黒字だ」と続け た。

同委員は「基本的にドイツの低い賃金の伸びが、こうした国の将 来の経済成長を抑えている」と述べた上で、「いずれも勝者になれる解 決策」は「ドイツが内需拡大を促し、賃金を引き上げることだ。これ により国民の生活が向上し、他国へのしわ寄せもある程度緩和される」 と述べた。

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