米フォードのブースCFO:投資適格級格付けの再取得は「数年先」

米自動車メーカー、フォードモー ターのルイス・ブース最高財務責任者(CFO)は、同社が2005年に 失った投資適格級の格付けを再取得するのは「数年先」になるとの見 通しを示した。国内自動車市場では同社の新車販売シェアが伸びてお り、債務の減少に伴い社債価格は急上昇している。

ブースCFOは24日、ニューヨークのブルームバーグ本社でイン タビューに応じ、「投資適格級を取得するまでに、当社は多くの手順を 踏まなければならない」と指摘。「これは月単位の問題ではない。数年 先になるだろう」と語った。

フォード債は、ムーディーズ・インベスターズ・サービスがフォ ードに付与する「B3」の格付けよりも2段階高い格付けを持つかの ように取引されている。米金融取引業規制機構(FINRA)の債券 価格報告システムのトレースによれば、18億ドル(約1660億円)の フォード債(表面利率7.45%、2031年償還)価格は額面1ドル当たり

93.3セント。08年11月には15.4セントで取引されていた。利回り は48%から8.1%へ低下している。

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は昨 年11月、フォードの信用格付けを投資適格級から6段階低い「B-」 に引き上げた。ムーディーズは今月17日、昨年9月以降で3度目の格 上げを実施し、今後さらに引き上げる可能性があると指摘した。

フォードは09年の米新車販売で、1995年以降で初めてシェアを 伸ばしている。今年2月の月間販売台数では、98年以来初めてゼネラ ル・モーターズ(GM)を上回った。

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