米企業幹部の報酬:オクシデンタルのイラニCEOが首位-28.9億円

米石油会社オクシデンタル・ペト ロリアムのレイ・イラニ会長兼最高経営責任者(CEO)が2009年に 3140万ドル(約28億9000万円)の報酬を得て、ブルームバーグ・ニ ュースが実施した米企業幹部の報酬調査で首位となった。

オクシデンタルの業績が急激に反転しなければ、イラニCEOは 年内にさらに多くの報酬を受け取る見込みだ。その額は6月末までの 3年間の株主資本利益率(ROE)に基づいて算出される奨励給制度 により5850万ドルに上る。

報酬コンサルタントのグレーフ・クリスタル氏によると、この報 酬は現金で支払われ、奨励金が付与される前のより低いROEが適用 されるため変則的。同氏は米大手企業81社が公開したデータを集計・ 分析した。

コーポレートガバナンス(企業統治)監視団体コーポレート・ラ イブラリー(メーン州)のポール・ホッジソン上級研究員は「このよ うな報酬が支払われる場合、株主は過去数年間の業績が大幅に拡大し たことを期待する」と指摘。「オクシデンタルは過度の報酬を連続して 支払っている」との見方を示した。

ブルームバーグが19-22日に実施した全米世論調査によると、米 国人は企業幹部らに幻滅している。調査に回答した成人1022人のうち 65%が企業幹部らに対して批判的な意見を持っており、議会に嫌悪感 を持っていると答えた67%と匹敵する水準だ。回答者のうち56%が、 金融危機を招いたCEOらの報酬を制限するか、これらの人々が金融 業界で働くのを禁止するよう目指す政府の動きを支持すると答えた。

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