中国:住宅値上がり抑制策を強化へ、市場の沈静化図る-デロイト

中国は不動産市場の沈静化を図り、 年内にさらに政策を変更する公算が大きい。監査法人デロイトトウシ ュトーマツが指摘した。

市中銀行が住宅ローン金利を引き上げたにもかかわらず、中国の 不動産価格は2月に10.7%上昇と、ほぼ2年ぶりの大幅上昇となった。 中国政府は一段の住宅価格抑制を狙った法規制を既に導入。国土資源 省は今月、契約後1カ月以内の土地取得に対する50%の頭金と、入札 参加時に土地の最低価格の20%の手付金の支払いを買い手に義務付 ける方針を定めた。

デロイト・チャイナ・ナショナル・リアル・エステート・インダ ストリー・リーダーのリチャード・ホー氏は電子メールで送付した資 料で、「不動産価格が高止まりするなか、2010年には一段の政策変更 があるとみている」ことを明らかにした。

中国紙、中国証券報が今月、匿名の関係者の話として伝えたとこ ろでは、当局は土地を囲い込み、値上がり期待から集合住宅の販売を 差し控える不動産開発業者に融資することを銀行に禁じた。政府はま た、今年に入り預金準備率を2回引き上げ、住宅販売への課税も復活 させている。

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