中国は「資産価格の急上昇、バブル形成、破裂」の過程-シティ

中国は「資産価格の急上昇とバブ ル形成、その破裂」の過程にあり、緊縮的な経済政策によってそれが 阻止されることはないと、米シティグループのエコノミストらはみて いる。

イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)委 員だったウィレム・ブイター氏(ロンドン在勤)らシティのエコノミ ストはリポートで、この過程は住宅用不動産市場で始まった後、商業 用不動産市場に広がり、最終的には株式市場に及ぶと指摘した。バブ ル形成には2年程度、その破裂には少なくとも3年かかると予想して いる。沈明高氏(香港在勤)もリポート執筆者の1人。

リポートはその上で、中国当局は金融と実体経済の過熱の恐れに 対する政策が不十分だと分析。土地や不動産、株式の相場急上昇とバ ブル破裂を抑えるため規制措置を取るべきだとしたほか、さらなる景 気過熱を防ぐには金利引き上げと人民元の上昇容認が不可欠との認識 を示した。

さらに、政策当局は投資拡大を、8%成長維持を確実にし雇用を 促進するのに必要だと位置付けていると指摘。投資の伸びを損ね、政 治的支持を失うことを望まないため、投資家の活力を抑えることはし ないだろうとした。

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