ベネズエラ大統領:電力節減のため復活祭前の休日を3日間延長へ

ベネズエラのチャベス大統領は、 電力と水を節減するために、イースター(復活祭)前の週に3日間の 特別休日を制定する大統領令を発した。同国は電力供給体制が破たん する可能性があるエネルギー危機に見舞われている。

チャベス大統領は24日、国営テレビで「目的は国民を怠惰にする ことではなく、節約のためだ。電灯を消し水道栓を閉めることを忘れ てはならない」と述べた。

同大統領は2月8日、国家電力危機を発令した。ベネズエラの大 半の地域で定期的停電を実施し、消費電力を20%削減しない企業には 電力の供給を停止すると警告した。

深刻な干ばつでベネズエラの貯水池は干上がり、水力発電が困難 な状況に陥っている。ベネズエラは中南米最大の産油国だが、電力の 3分の2を水力発電に頼っている。

チャベス大統領は特別休日が全国民に適用されるのか、政府職員 に限定されるのか明言しなかった。

電力当局によると、3カ所の水力発電所(出力1万メガワット) に水を供給しているグリダムの水位は23日に14センチ低下して海抜

251.37メートルとなった。これは貯水量の27%にとどまる水準。

ロドリゲス電力相は18日、水位が240メートルを下回ると、5000 メガワット分の電力が失われるとの見通しを示した。

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