鉄鉱石価格、「透明性ある」方法で設定を-露セベルスタリなど

ロシアの鉄鋼最大手、セベルスタ リとオーストラリア3位の鉄鉱石輸出会社、フォーテスキュー・メタル ズ・グループは、鉄鉱石価格について「透明性のある」方法で設定さ れるべきだとの見解を示した。大手生産会社は、非公開の交渉で年次価 格を設定する慣例を廃止する動きを見せている。

セベルスタリの資源部門責任者、アレクサンドル・グラブマン氏は 24日、シンガポールで開かれた鉱業関連会議で「透明性が最も需要だ」 と指摘。鉄鋼メーカーと鉄鉱石生産会社はともに資本集約的な事業であ るため「予測可能で透明性のあるメカニズム」が必要であるとの見方を 示した。

フォーテスキューのエグゼクティブディレクター、ラッセル・スク リムショー氏は「市場が向かっている方向について、現時点では混乱が 見られる」と指摘。「一貫した透明性のあるシステムがあれば、どの企 業も適切な事業計画を立てることができると思う。買い手であっても売 り手であってもだ」と述べた。

鉄鉱石価格は例年、年間ベースで設定され4月1日から適用されて いた。中国の需要が過去最高水準に達し供給が逼迫(ひっぱく)するな か、生産各社は契約の交渉方法の変更を目指している。

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