中国株(終了):上海総合指数、2週間ぶり大幅下落-不動産株安い

中国株式相場は下落。上海総合指 数が2週間ぶりの大幅安となった。不動産と海運株が下げを主導した。 貿易をめぐる緊張の高まりが輸出見通しを損なうとの懸念に加え、政 府が資産バブル抑制に向けて措置を一段と強化する可能性があるとの 観測が広がった。

中国の貨物海運最大手の傘下にあるCOSCOシッピング(中遠 航運、600428 CH)は1.7%下落。中国商務省の鐘山次官は、中国への 人民元切り上げ圧力は功を奏しないとの認識を示した。不動産開発で 国内最大手の万科企業(000002 CH)は1.7%安。政府が一段の不動産 投機抑制策を講じるとの懸念が響いた。同業2位の保利房地産集団 (600048 CH)も1.9%下げた。

このほか金属の値下がりで、国内最大の製鉄会社、宝山鋼鉄 (600019 CH)は0.8%安と4日続落。産金大手の中金黄金(600489 CH) は1.6%安で引けた。

華融証券の北京在勤ストラテジスト、肖波氏は「人民元問題が保 護貿易をもたらし、世界的な景気回復を損なうことを懸念している」 と説明。「政府のインフレ抑が特に不動産セクター関連で市場を圧迫す る公算が大きい」と予想した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は、前日比37.63ポイント(1.2%)安の3019.18で終 了。12日以来の大幅な下落率となった。上海、深セン両証取のA株に 連動しているCSI300指数は同1.5%安の3229.13。

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