人民元めぐり米中間の亀裂、一段と深まる-米議員が過小評価と非難

中国の為替政策をめぐり米中間 の亀裂が一段と深まりつつある。米下院歳入委員会のサンダー・レ ビン委員長代行(民主、ミシガン州)は24日、人民元が過小評価 されていると厳しく非難。一方、中国商務省の鐘山次官は同国の政 策は妥当だと反論した。

レビン委員長代行はワシントンで開かれた議会公聴会で、「中 国の為替・輸出政策は他の国にとって有害だ」と指摘。「現状を持 続することはできない」と語った。

一方、鐘次官は、人民元の切り上げは米中間の貿易不均衡を是 正する上で「良い処方せん」ではないと主張。過去1年8カ月、人 民元を1ドル=約6.83元に維持している中国の政策の「妥当な安 定性」は世界経済にプラスであることへの理解を深めるため、ホワ イトハウスに近い米商業会議所で同国企業幹部を相手にロビー活動 を行った。

鐘次官は米商業会議所に向けた声明文書で、「人民元の大幅高、 ドルの大幅下落は、米中だけでなく、その他諸国にとって、誰の利 益にもならない」と指摘した。

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