ブラジル株:銀行株や素材株中心に下落、欧州債務懸念で-レアル安

24日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が3日ぶり下落。財政赤字に苦しむ欧州諸国が世界 経済の回復を遅らせるとの懸念から銀行株や素材株を中心に値下がり した。

ブラジルの非政府系銀行で最大手のイタウ・ウニバンコ・ホール ディングは銀行株の下げを主導。欧州域内で最も経済の悪化している 諸国が債務削減公約の順守に難航するとの懸念が背景。商品相場の下 落を受け、世界最大のパルプメーカー、フィブリア・セルロージも3% 余り下落した。一方、予定された増資で250億ドル(約2兆3000億円) を調達する見通しを明らかにしたブラジル石油公社(ペトロブラス) が買われ、相場の下げは限定的となった。

ボベスパ指数は前日比0.7%安の68913.40。同指数構成銘柄の値 下がりと値上がりの比率は約5対1。通貨レアルは3日ぶりに下落し、

1.4%安の1ドル=1.8011レアル。前日は1.7761レアルだった。

インベストポルト(サンパウロ)の運用担当者のミレラ・ラパポ ルチ氏は、「欧州問題は解決に時間がかかることから、向こう数カ月に わたり相場の重しとなる」と指摘した。

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